ThinkPad x200 沈黙、そして復活

というわけでぶっ壊れたに見えたノートPC ですが、今そのノートPC でこの日記を書いてます。つまり、無事に復旧しました。よかったよかった。というわけでその顛末。

最初の症状は、スリープから復帰せず画面に何も表示されないというもの。

この状態は前にも何回かあったので、仕方なく電源を強制的に落として再起動。通常であればコレで起動するのだが、起動せず。正確には電源は入るが画面に何も映らないという状況で、BIOSが起動しているかどうかもわからない。

とりあえずネットで調べてみると、http://njmnjm.blogspot.com/2010/03/thinkpad-x200.html こんなページを見つけたので、これに従ってキーボートとパームレストを外し、BIOSバッテリーも外して CMOS をクリアー。デスクトップ PC でも有効な対策なのでこれで大丈夫かな、と思ったもののやはり症状は変わらず。

もうこの時点で半ば復旧はあきらめ、とりあえず生きていそうな HDD からデータを吸出して別の環境に移行(MacBook に BootCamp で Windows 環境を構築とか)して、修理に出す方向で考えていました。

最後の望みとして、電源とバッテリーをすべて外して一晩放置。これで内部に残った電気も放電されて、CMOS クリアーが有効になるかなとの考えでした。


翌日、祈るように起動してみると、ビープ音が 1、3、3、1 の順に鳴るように。これは状況がまったくつかめない前日に比べると大きな進歩です。ネットで調べると、これはメモリーの異常を示す内容のようだったので、とりあえず 2枚あるメモリーを外したりスロットを変えたりして何度か起動を試みたところ、ようやく BIOS が起動。どうやらメモリーの 1つが壊れていたようで、それを外し、もう 1枚を1番目のスロットに挿したことでようやく起動しました。

よく見ると、メモリーのカバーの一部がベコッとへこんでいました。僕の心もへこんでいたので気づきませんでした。

というわけで BIOS の設定を直して、無事に Windows が起動。なんとかキャンセルしても 6千円かかる修理や注文から 1ヶ月以上かかる新モデルの発注などを回避することができました。


結論:寝れば治る。